ハリウッドに学ぶ: お客を惹きつける一言紹介文の作り方をご紹介します。

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「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」

これは、ハイウッドの大ヒットした映画『エイリアン』のログラインです。ログラインとは、映画業界の専門用語で、「つまり、どんな映画なのか?」を一言で紹介するものなのですが、エイリアンのログラインすごく秀逸だと思いませんか?

これを読んだだけで、「どんな映画か気になるな〜」と思わせるようなものになっています。

なぜ、この話をしたかというと、お客さんと話してると、よくこんなセリフを聞くからです。
「一度使って貰えば、わかるんですけどね〜」
商品・サービスには自信がある、でもなかなか手にとって貰えない、、、、お店に来てもらえない、、、興味を持ってもらえない、、、そんな悩みです

では、どうすれば、ほんのわずかな時間で相手の興味を引くことができるのでしょうか?

の問題を解決するヒントが、ハリウッドのログラインに隠されていたので、今日はその話をしたいと思います。

なぜ、ハリウッドでログライン(一言紹介文)が生まれたのか?

ログラインは、ハリウッドの映画制作費用を集める為にに生まれました。あなたもご存知のように、ハリウッド映画には多額の費用が必要です(数十億〜数百億円)。そして、その資金は映画プロデューサー自らが集めるのです。(日本とは全然、仕組みが違うようです)

その為、プロデューサーはアイデアやストーリーを考えるだけでなく、それを磨き、出資者に「売り込む」ことができないと、そもそも映画を作ることすらできません。 そしてそれは、出資者(投資家)がリスクを負ってでも投資したくなるような、紹介文になってなければなりません。

つまり、プロデューサーの「売り込む」能力がもっとも重要なスキルのひとつとされているのです。そしてその時に使われるのがログラインなのです。

そして、投資家の興味を引きつけ、無事資金を確保して映画が完成した後にも、ログラインは、集客のために使われます。

もちろん、その出来が悪ければ、映画の内容がどんなに良く ても、お客さんを映画館に集める事はできません。ヒット映画を作る為には、映画の内容とログラインの両方とも、うまくできなくてはならないのです

これは、ビジネスでも同じですよね。いくら良い商品サービスを持っていても、それを上手く伝えることができなければ売れません。売れなければ、悲しいことに倒産していまいます。

そして、このハリウッド式のログライン(一言紹介文)を、ビジネスに応用した自人物がいます。それがドナルドミラーです。彼は、このメソッドを使って1万社以上の企業のマーケティングメッセージを明確にしてきました。

彼の手法は、ある型にそって、たった3ステップで自社の【一言紹介文】を作るという、シンプルな方法です。ビジネスにおける一言紹介文とは、自社が提供する商品・サービスの価値を、お客さんに明確に説明するため簡潔な文章のことをいいます。

非常にシンプルな方法ですが、ログラインがハリウッドで強力な武器になるのと同じように、ビジネスの世 界においては、よく考えられた【一言紹介文】が、お客さんの興味を惹きつける、強力な武器になります。

相手を惹きつける一言 紹介文の作り方

では、一言紹介文はどうやって作ったらいいのでしょうか?

ビジネスにおける紹介文は「問題、解決 方法、結果」の3つで構成されています。

STEP1:最初は必ず、問題から始める
というのも、お客さんは問題を解決するために、あなたの商品・サービスを買うからです。問題について話さなければ、お客さんがあなたの商品・サービスを必要とすることはありません。

また問題を話した後に、あなたの商品について伝えることで「〇〇の問題が起きた時は→あなたの商品」というワンセットで顧客に覚えてもらう事もできるので一石二鳥です。

例えば「風邪気味だ → バファリン飲もう」「2日酔いなりたくない → ウコンの力飲んどこう」といった感じです。

問題について話したら、、

STEP2:次に「解決方法」を伝える。
問題を語ったことで、お客さんは解決方法に耳を傾ける気になっています。心の中で「その問題はどう解決できるのだろうか?」と考え始めるからです。そこで、あな たの提供するものを伝えてください。その際に重要なのは、あなたの商品・サービスが必ず問題の解決方法となるように明確に伝えるという点です。

簡単そうにみえますが、注意しないと、多くの人がここで失敗してしまいます。次のようになってしまうのです。

もしあなたが、ビタミン剤を販売している場合

(問題)多くの人が昼間の疲れと戦っています。
(解決策)特許を取得した当社のビタミン剤は、世界で最も有名な10人の栄養学者によって作られ、、、、

といった感じです。これは一見良さそうに見えますが、あなたの提供するビタミン剤がお客さんの問題を解決することを、明確に伝えられていません。

というのも「栄養学者のグループが、この会社のビタミン剤を開発した」 と 言う事実は、 お客が抱える問題をどう解決するか?の説明にはなっていないからです。そういったことについて語りたくなる気持ちは、とてもよくわかりますが、それに流されてはいけません。一言紹介文では、顧客が抱える問題をどう解決するかを簡潔に述べる必要があります。

先程の例でもう一度やってみると、正しくはこうなります。

(問題)多くの人が昼間の疲れと戦っています。
(解決策)当社は、朝から晩までバランスのとれたエネルギーを供給するビタミン剤を開発しました

これなら、疲れをどうやって、ビタミン剤が解決するか?を明確に伝えられています。栄養学者の件は、後ほど詳細な説明をする時に披露すればよいのです。

問題と解決策を伝えたら、、、

STEP3:最後は「結果」を伝える
問題を解決したことで結果どうなるのか、それを最後にしっかり伝えてあげる必要があります。なぜなら、お客さんが買っているのは、あなたの商品ではなく「結果」だからです。お客さんは、自分が望む結果が得られると思うから、お金を払うのです。

あなた商品をつかったらどうなるのか?明確にイメージさせてあげましょう。

では、これまでの、ことを踏まえて、今日の内容で「一言紹介文」を作るとこんな感じになります。

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ほとんどの経営者は、「自社の商品に興味を持って貰えない」という問題に苦戦しています。ですが、「一言紹介文」を使うことで、メッセージを明確に伝えることができ、お客さんの興味を引きつけるよられるよになるのです。よく考えられた一言紹介文があれば、あなたの会社の新規客は増え、その紹介文が紹介・クチコミをよび、今以上にビジネスは成長するでしょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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