【美容室必見】2025年法改正で熱中症対策が義務化!スタッフ管理と接客の見直しポイント

【重要】2025年法改正で義務化!美容サロンでも「熱中症対策」が必要に!
2025年6月から施行された労働安全衛生法の一部改正により、「熱中症対策」がすべての職場で義務化されました。美容サロンも例外ではありません。今回は、この法改正の内容と、サロンでの営業体制や接客トークにどう活かせるかをわかりやすく解説します。
※音声でもこの記事の概要をお聞き頂けます。
◆ 何が変わったの?ざっくり言うとこうです
- 暑い場所(気温31℃以上 or WBGT 28℃以上)で、
- 1時間以上 or 1日4時間以上の作業がある職場では、
- 熱中症時の対応体制を整備・周知することが義務になりました。
違反すると、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金もあり得るという、かなり重い内容です。
◆ 美容サロンに関係あるの?
あります!例えば…
- 店内が蒸し暑くなりやすい(ドライヤー・スチーマーなど熱源が多い)
- 窓の多いサロンや日差しが強い地域
- 夏場のヘッドスパやシャンプー中の施術者の汗だく問題
- エアコンの効きづらい場所や待合スペース
お客様よりもスタッフの方が体温が上がりやすく、スタッフの安全管理=お客様満足にも直結します。
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◆ サロンで取り入れたい5つの実践ポイント
1. 「体調が悪い時はすぐ申告してOK」と伝える風土づくり
- 朝礼やミーティングで「無理しない文化」を育てましょう。
- バディ制度で、お互いの体調に気づける関係を。
2. 暑さ対策グッズの導入
- 冷感タオル、ミニファン、塩分補給タブレットをスタッフルームに常備。
- 営業後にはクールダウンスペースでアイシング。
3. こまめな水分・塩分補給の促進
- ウォーターサーバーやスポドリ常備。
- 接客中でもさりげなく「ちょっと水分補給タイム」でOK。
4. サロン内の温湿度チェック
- 温湿度計をセットしてエアコンの設定温度を適切に調整。
- WBGT値まで見る必要はないが、暑さ指数は意識。
5. 応急対応マニュアルの作成と共有
- 「めまい」「だるさ」が出た時のフローを明文化。
- 万が一の時は近隣病院・救急対応の連絡先をリスト化。
◆ 接客トークにも使える!「安心感」につながる一言例
- 「うちはスタッフの体調管理をしっかり行ってるんですよ」
- 「暑い中ご来店ありがとうございます。室温や体調、無理されてませんか?」
- 「お飲み物もお気軽に声かけてくださいね。熱中症対策中です♪」
“お客様の安全を第一に考えているサロン”という印象づけができます。
◆ まとめ:サロンの信頼は「安心」から生まれる
今回の法改正は“ただの罰則強化”ではありません。 美容サロンにとって、スタッフの健康管理=お客様への価値提供の質に直結します。
ぜひこの機会に、営業体制やマニュアルを見直してみてください。
(ご参考資料)
(改正労働安全衛生規則)
https://jsite.mhlw.go.jp/toyama-roudoukyoku/content/contents/002247728.pdf
https://jsite.mhlw.go.jp/toyama-roudoukyoku/content/contents/002247729.pdf
(パンフレット、リーフレット)
https://jsite.mhlw.go.jp/toyama-roudoukyoku/content/contents/002212913.pdf
https://jsite.mhlw.go.jp/toyama-roudoukyoku/content/contents/002212914.pdf
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