【美容室の水を変える】marbb(マーブ)とは?ナノバブルの仕組み・効果・導入メリットを解説

はじめに
マイクロバブル・ジャパンの理美容サロン向けナノバブルシステム「marbb(マーブ)」を解説。約0.5μmの泡による洗浄、カラーやトリートメントの浸透サポート、乾燥時間の短縮など、仕組みと導入メリットを紹介します。
美容室では、ハサミ、薬剤、シャンプー、トリートメントなど、施術に使用するものを慎重に選びます。
しかし、ほぼすべての施術で使っているにもかかわらず、意外と見落とされているものがあります。
それが、水です。
シャンプー、カラー、パーマ、ストレート、トリートメント。美容室の施術と水は切り離せません。
その水と空気を利用し、サロン施術の土台を変えるのが、株式会社マイクロバブル・ジャパンの**marbb(マーブ)**です。
marbbは、ただ気持ちのよいシャワーを提供する機器ではありません。超微細なナノバブルによる洗浄、薬剤の浸透サポート、乾燥時間の短縮など、施術品質とサロンワークの両方を支えるシステムです。
この記事では、marbbの仕組み、お客様が感じるメリット、サロン導入の価値、メニューへの組み込み方まで分かりやすく解説します。
marbbとは?
marbbは、理美容サロン向けに開発されたナノバブル発生システムです。
水に圧縮空気を混ぜることで、目には見えないほど細かな泡をつくり、その泡を含んだ水をシャンプー台から供給します。
薬剤や炭酸ガスを加えるのではなく、使用するのは基本的に水と空気です。
公式サイトによると、marbbシリーズは現在、国内10,000店を超えるサロンに導入され、7か国以上へ展開されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | marbb(マーブ) |
| メーカー | 株式会社マイクロバブル・ジャパン |
| 区分 | 理美容サロン向けナノバブルシステム |
| 使用するもの | 水と圧縮空気 |
| 主な活用 | シャンプー、カラー、パーマ、ストレート、トリートメント、ヘッドスパ |
| 主な特徴 | 洗浄、薬剤浸透サポート、乾燥時間短縮、施術体験の向上 |
marbbのナノバブルは、どれくらい小さい?
marbbがつくるナノバブルの中心となる大きさは、約0.5μm。メーカーによると、炭酸の泡のおよそ2,000分の1です。
泡が非常に小さいため、通常のすすぎでは届きにくい毛穴やキューティクルの隙間まで入り込みます。
さらに、marbbの泡はマイナスに帯電しています。プラスに帯電した汚れを吸着し、水流とともに取り除く仕組みです。
つまり、強い洗浄剤で無理に落とすのではなく、細かな泡と電気的な力を利用して汚れを浮かせることがmarbbの特徴です。
marbbの5つの特徴
1.毛穴やキューティクルの隙間まで洗浄
通常のシャンプーだけでは落としにくい、余分な皮脂、スタイリング剤、シャンプーの残留物などを、ナノバブルが吸着して洗い流します。
髪や頭皮へ何かを足す前に、まず余分なものを取り除き、素の状態へ近づける考え方です。
メーカー公式ページでは、頭皮へしっかり塗布したグレイカラーも、marbbをかけ流すことで付着した染料を落としやすくなる使用例が紹介されています。
2.カラーやトリートメントの浸透をサポート
髪が水分を過剰に含んでいると、カラー剤やトリートメントが入る余地が少なくなります。
marbbは、髪を必要以上に水膨潤させにくい状態へ整え、薬剤やトリートメントが浸透するスペースをつくる「疎水化技術」を特徴としています。
メーカーは、カラー、パーマ、ストレート、トリートメントの乳化工程などにmarbbを使用することで、薬剤を変えずに施術結果の向上をサポートできると説明しています。
marbbそのものが髪を染めたり補修したりするのではありません。薬剤やトリートメントが働きやすい土台を整えるのが役割です。
3.乾燥時間を最大35%短縮
marbbで洗った髪は、簡単なタオルドライでも水が滴りにくく、メーカー測定ではドライ時間が最大35%短縮されています。
乾燥時間が短くなることは、お客様が早く帰れるというだけではありません。
- ドライヤーによる髪への熱負担を減らしやすい
- スタッフのブロー時間を短縮できる
- 予約時間の遅れを防ぎやすい
- 空いた時間をカウンセリングや店販提案へ使える
- ドライヤーの電力使用を抑えやすい
1人では数分の差でも、1日に何人も施術するサロンでは大きな差になります。
※最大35%はメーカー測定データであり、髪の長さ、毛量、状態、施術方法により異なります。
4.水と空気だけで使える
marbbがナノバブルをつくるために使用するのは、水と圧縮空気です。
新しい薬剤を追加しないため、幅広いお客様へ提案しやすく、カラー、パーマ、トリートメントなど既存のメニューにも組み込みやすいことが強みです。
泡による刺激は、頭皮全体をマッサージされているような体感につながり、シャンプー時間そのものの価値も高められます。
5.交換用消耗品が不要
メーカー公式情報では、ボンベやフィルターなどの交換用消耗品は不要とされています。
基本的なランニングコストは水道代と電気代で、メーカー目安は月に数百円程度です。
導入後に毎回材料費が発生しにくいため、標準サービス、追加メニュー、カラーやトリートメントとのセットなど、サロンごとの運用を設計しやすくなります。
お客様が実感しやすい変化
marbbは、機械の説明だけでは価値が伝わりにくい商品です。実際に体験してもらうことで、次のような変化を感じてもらいやすくなります。
- 頭皮がすっきりした感覚
- 髪のベタつきが取れた軽さ
- 根元が自然に立ち上がる感覚
- 毛先のまとまりや指通り
- シャンプー中の心地よい刺激
- ドライ後の素髪らしいツヤ
仕上げで必要以上にオイルを付ける前に、お客様自身に髪を触ってもらうのがおすすめです。
「何を付けたのですか?」と聞かれたときに、何かを足したのではなく、余分なものを落として素髪の魅力を引き出したと説明できます。
サロンメニュー別の活用方法
シャンプー・ヘッドスパ
毛穴や髪に残った余分な皮脂、スタイリング剤、シャンプー残留物の洗浄に活用できます。
頭皮のすっきり感と泡の刺激を体験しやすいため、初めてのお客様へmarbbの違いを伝える入口になります。
カラー
施術前の洗浄、カラー剤の乳化、施術後のすすぎに活用できます。
余分な付着物を除去して薬剤が働きやすい土台を整え、施術後は頭皮や髪に残りやすいカラー剤を丁寧に洗い流します。
パーマ・ストレート
前処理や中間水洗、施術後のすすぎに使用できます。
髪が余分な水分を含みすぎない状態へ整えることで、薬剤の浸透や施術結果をサポートします。
トリートメント
トリートメント前に髪の余分な付着物を取り除き、成分が働きやすい状態をつくります。
高価格なトリートメントを使っているのに結果が安定しない場合は、トリートメントそのものだけでなく、その前の水洗と髪の状態を見直すことも大切です。
サロンにとっての導入メリット
既存メニューの価値を底上げできる
marbbは、まったく新しい技術メニューを一から覚える設備ではありません。
現在行っているシャンプー、カラー、パーマ、ストレート、トリートメントへ組み込むことで、既存メニューの仕上がりと体験価値を高められます。
スタッフによる技術差が出にくい
複雑な手技や長時間の研修を必要とせず、シャンプー台で使用できるため、スタッフ全員でサービスを提供しやすいことも特徴です。
もちろん、当て方や使用する工程はサロン内で統一する必要がありますが、熟練者だけに依存しない付加価値をつくれます。
お客様へ説明しやすい
「水と空気だけ」「約0.5μmの泡」「汚れを吸着して落とす」という仕組みは、専門知識のないお客様にも比較的伝えやすい内容です。
体験前に短く説明し、施術後に髪を触ってもらうことで、押し売りをせず価値を伝えられます。
時間とコストの両方を改善しやすい
乾燥時間の短縮と、交換用消耗品が不要という特徴により、施術時間とランニングコストの両面から導入効果を考えられます。
導入判断では機器価格だけを見るのではなく、次の項目を合わせて確認しましょう。
- 1日あたりの施術人数
- 1人あたりのドライ時間短縮
- marbbメニューの利用率
- カラーやトリートメントの客単価
- 再来店率やお客様の反応
- 水道・電気使用量
marbbをメニュー化する3つの方法
1.全メニューへ標準装備する
すべてのお客様にmarbbを提供し、「当店は使用する水にもこだわっています」とサロン全体の価値にする方法です。
他店との違いが分かりやすく、スタッフが案内を忘れにくいメリットがあります。
2.追加オプションにする
シャンプーやヘッドスパへmarbbを追加できる形にします。
まず体験してもらい、反応を確認しながら利用率を高めたいサロンに向いています。
3.カラー・トリートメントの上位メニューへ組み込む
「marbbカラー」「marbbケア」「marbbトリートメント」など、既存メニューの付加価値として組み込みます。
単にナノバブルへ料金をいただくのではなく、仕上がりや体験まで含めたメニューとして提案できます。
どの方法が正しいかは、客層、平均単価、サロンの打ち出し方によって変わります。最初に無料体験期間を設け、お客様の反応を見てから正式なメニューへ移行する方法も有効です。
お客様への説明文例
専門用語を並べるより、30秒程度で伝える方が体験につながります。
marbbは、水と空気からつくる非常に細かな泡で髪と頭皮を洗うシステムです。普通のシャワーでは届きにくい毛穴や髪の隙間まで泡が入り、余分な汚れを吸着して洗い流します。何かを付けて重くするのではなく、素髪の軽さやツヤを引き出すケアです。
カラーのお客様には、次のようにも伝えられます。
カラー前に髪をきれいな状態へ整え、薬剤が働きやすい土台をつくります。施術後は、髪や頭皮に残りやすい薬剤も丁寧に洗い流します。
説明した後は、仕上がりの髪をお客様自身に触ってもらうことが重要です。
導入前に確認したいこと
- 使用中のシャンプー台へ接続できるか
- 何台のシャンプー台で同時に使用するか
- 本体を設置するスペースがあるか
- スタッフ全員で施術工程を統一できるか
- 標準サービスと有料メニューのどちらで運用するか
- 導入後に利用率や時短効果を測定するか
機種や接続方法、設置条件はサロンによって異なります。導入前に販売店へ現場を確認してもらうことをおすすめします。
まとめ|美容室の「当たり前の水」を、施術価値に変える
marbbは、水と圧縮空気から約0.5μmのナノバブルをつくり、髪と頭皮の汚れを吸着・除去する理美容サロン向けシステムです。
- 毛穴やキューティクルの隙間まで洗浄
- カラーやトリートメントの浸透をサポート
- 乾燥時間を最大35%短縮
- 水と空気だけで幅広い施術へ使用可能
- ボンベやフィルターなどの交換用消耗品が不要
- 既存メニューの仕上がりと体験価値を底上げ
高価な薬剤を追加するだけが、施術品質を上げる方法ではありません。
毎日使っている水を変えることで、シャンプー、カラー、パーマ、ストレート、トリートメントのすべてを見直せます。
marbbの価格、設置条件、導入方法については、美好屋商店までお問い合わせください。

参考情報


