第2回|新規集客より大切?「失客を減らす経営」

新規客を10人集めても、10人失客していたら?美容室の安定経営を考える
こんにちは、美好屋です。
美容室経営で最も気になる数字のひとつが「新規客数」。
新規のお客様が増えるのはうれしいことですが、実は、それと同じくらい大切な数字があります。
それが、**「失客数」と「再来店率」**です。
■ 新規を増やしても、売上が安定しない理由
例えば、1か月に新規のお客様を10人集客できたとします。
しかし、同じ月に既存のお客様が10人離れてしまったら、顧客数は増えません。
広告費をかけて集客を続けても、穴の開いたバケツに水を注いでいるような状態です。
安定した経営には、新規のお客様を増やすだけでなく、今いるお客様が通い続けたくなる仕組みが必要です。
■ 失客を減らすだけで、売上はどう変わる?
仮に、客単価8,000円の美容室で、これまで再来店しなかったお客様が毎月5人、もう一度来店してくれるようになったとします。
5人 × 8,000円 = 40,000円
1か月の来店機会だけで4万円、これが12か月続けば年間48万円の売上機会になります。
※金額は仮定に基づく試算で、利益や実際の増収を保証するものではありません。
新規集客に費用をかける前に、既存客との関係を見直す価値があることがわかります。
■ 失客を防ぐための3つの工夫
① 次回来店の目安を伝える
「次は2か月後くらいがきれいに保てますよ」
何気ない一言が、次回来店のきっかけになります。
② 来店周期に合わせて連絡する
前回来店から時間が空いたお客様に、季節のヘアケア情報や近況をLINEでご案内。
ただし、来店周期は人それぞれ。3か月空いたからといって、すぐに失客とは限りません。
③ 値引き以外の来店理由をつくる
ポイントの利用、季節のメニュー提案、ホームケアの相談など、お客様にとって価値のあるきっかけを考えましょう。
■ サロポンという選択肢
美好屋の「サロポン」は、お客様がLINEで広告を視聴して貯めたポイントを、登録したサロンで使えるサービスです。
利用されたポイントは美好屋が補填するため、サロンの値引き負担を抑えながら、再来店や追加メニュー、店販購入のきっかけづくりに活用できます。
新規を追い続ける経営から、今のお客様を大切に育てる経営へ。
まずは直近3か月の再来店率を確認してみませんか?
次回は、お客様の再来店を左右する「予約の取りやすさ」について考えます。


