【新商品】ルベル HITA「APストレート アルカリコスメ 1」とは?従来コスメとの違い・グアニルシステインの特徴を解説

ルベルの髪質ケアブランド「HITA(ヒタ)」のAPストレートラインから、新しく**「ヒタ APストレート アルカリコスメ 1」が登場します。発売日は2026年7月9日**。コスメ系ストレート料でありながら、伸びのよさとおだやかな作用を両立した、新しいタイプのストレート剤です。
これまでのコスメ系ストレートは、カラー毛やダメージ毛への対応には使いやすい一方で、健康な黒髪の新生部や強いクセに対しては、ややパワー不足を感じる場面もありました。
今回のアルカリコスメは、その弱点を補うように設計されています。
ひと言で言えば、**「コスメ系なのにしっかり伸びる。でも反応が急に走りにくい」**という、サロンワークで非常に使いやすい1剤です。
「ヒタ APストレート アルカリコスメ 1」の大きな特徴
最大の特徴は、6種のストレート形成成分をミックスしていることです。
公式情報では、以下の6種類の成分がストレート形成成分として紹介されています。
- チオグリコール酸システアミン
- システアミン
- チオグリセリン
- システイン
- チオグリコール酸
- グアニルシステイン
※グアニルシステインは、アミジノシステインとも記載されています。
従来のコスメ系ストレートは、やわらかく仕上がる反面、クセをしっかり伸ばす力に限界を感じることがありました。
一方、アルカリコスメはこの6種ミックス処方により、新生部の黒髪からカラー毛まで、幅広い髪に対応しやすいハイパワーコスメとして設計されています。
パワーがあるのに、作用がおだやか
アルカリコスメのもう一つの大きな特徴は、独自のアルカリ設計です。
アルカリ設計には、アンモニア、炭酸水素アンモニウム、アルギニンが採用されており、モノエタノールアミンフリーの処方になっています。
これにより、強く一気に反応させるというよりも、じっくり作用させながらクセを伸ばしていく設計になっています。
サロンワークでは、1剤塗布にどうしても時間差が出ます。
特に、根元の新生部、既ストレート部、カラー毛、エイジング毛が混在しているお客様の場合、塗布のタイムラグや薬剤の重なりが失敗につながることがあります。
その点、アルカリコスメは作用がおだやかなので、焦らず放置時間を置きやすく、ディバイディングラインへの対応もしやすいのが大きなメリットです。公式でも、ダメージ差が大きい毛髪にも使用しやすいと紹介されています。
ここは営業トークでもかなり使えます。
「強いけど怖い薬」ではなく、
「伸ばせるけど、焦らず扱いやすい薬」です。
この表現、かなり伝わりやすいです。
注目成分「グアニルシステイン」とは?
今回の新商品で特に注目したいのが、グアニルシステインです。
公式では、グアニルシステインの注釈としてアミジノシステインと記載されています。
グアニルシステインは、ストレート形成成分のひとつとして配合されています。
従来のチオ系やシステアミン系だけでクセを伸ばそうとすると、髪質によっては硬さが出たり、ピンとした不自然なストレートになりやすい場面があります。
そこで複数の還元成分を組み合わせることで、髪の中のさまざまな領域にバランスよくアプローチし、クセを伸ばしながらも、やわらかく自然な質感を狙いやすくなると考えられます。
ブログでは、グアニルシステインをこう説明するとわかりやすいです。
グアニルシステインは、HITAアルカリコスメに配合された注目のストレート形成成分です。
単に強く還元するための成分というより、6種ミックス処方の中で、伸びとやわらかさのバランスを支える成分のひとつとして働きます。
成分を難しく言いすぎると美容師さん以外には刺さりにくいので、ブログでは
「クセを伸ばす力」と「やわらかい仕上がり」の両立を支える成分
くらいの表現がちょうどいいです。
従来の「コスメ 1」と何が違うのか?
従来のHITA APストレート コスメ1は、カラー毛やダメージが気になる髪に使いやすいコスメ系ストレートとして活躍していました。
一方で、新しいアルカリコスメ1は、より新生部・黒髪・カラー毛のクセを伸ばす力に寄せた設計です。
つまり、使い分けとしてはこうです。
| アイテム | 向いている髪・場面 |
|---|---|
| 従来コスメ1 | カラー毛、やわらかく仕上げたい髪 |
| 中性コスメ | エイジング毛、やや繊細な髪 |
| 酸性コスメ | ハイダメージ毛、ブリーチ履歴のある髪 |
| アルカリコスメ1 | 新生部、黒髪〜カラー毛、伸びが必要な髪、ディバイディングラインが気になる髪 |
つまり、アルカリコスメ1は、従来のコスメ1の完全な代替ではなく、より伸ばしたい場面に使う新しい選択肢です。
ここを間違えると、「全部これでいい」となって事故ります。
薬剤選定に万能薬はありません。美容室の現場に万能薬があったら、たぶん美容師さん全員がもう少し早く帰れています。
基本的な使い方
基本の流れは、HITA APストレートの通常工程と同じです。
1. カウンセリング・毛髪診断
まずは、クセの強さ、カラー履歴、ブリーチ履歴、既ストレート部、エイジング毛の有無を確認します。
特に大切なのは、新生部と既ストレート部の境目です。
ここにダメージ差がある場合、薬剤の重なりやアイロン操作で負担が出やすいため、慎重な判断が必要です。
2. プレシャンプー・前処理
髪の汚れや皮脂、スタイリング剤を落とし、髪の状態を確認します。
毛先や既ストレート部に不安がある場合は、リブーターセラムXなどの前処理を使い、コンディションを整えます。
3. 1剤塗布
作用しにくいアンダーセクションやクセの強い部分から塗布します。
アルカリコスメはおだやかに作用する設計なので、塗布のタイムラグが出やすいサロンワークでも扱いやすいのが特徴です。
標準使用量の目安は80g、放置時間は15〜30分程度と紹介されている流通情報もあります。
4. 放置・チェック
アルカリコスメは急激に軟化が進むタイプではないため、クセの伸び具合を見ながらチェックします。
従来の曲げチェックだけでなく、実際にクセがどれくらい緩んでいるかを見ることが大切です。
5. 中間水洗・ドライ
1剤をしっかり流します。
その後、根元をつぶしすぎず、ノーテンションでドライします。
ここで引っ張りすぎると、実際の薬剤の効き具合が分かりにくくなるので注意です。
6. アイロン
アイロンは髪の状態に合わせて温度を調整します。
HITA APストレートの施術例では、アイロン温度は180℃以下、スライス幅は約1.5cmが目安として紹介されています。
健康毛やクセが強い部分は高め、ダメージが気になる部分は低めに設定し、無理に熱で押し切らないことが大切です。
7. 2剤塗布・仕上げ
2剤でしっかり酸化定着させ、プレーンリンス後に仕上げます。
最後にセラムミルクなどを組み合わせると、ストレート後の質感提案やホームケア提案にもつなげやすくなります。

サロンワークでのメリット
アルカリコスメ1のメリットは、単に「よく伸びる」だけではありません。
本当に大きいのは、技術の標準化がしやすいことです。
ストレート施術は、担当者によって仕上がりに差が出やすいメニューです。
薬剤選定、塗布スピード、放置時間、アイロン操作など、判断ポイントが多いからです。
その中で、アルカリコスメ1は
- コスメ系でありながら伸びを狙いやすい
- 作用がおだやかで放置時間を取りやすい
- ディバイディングラインに対応しやすい
- 黒髪〜カラー毛まで提案しやすい
- メニュー化しやすい
という特徴があります。
公式プレスリリースでも、サロンから「施術リスクの高さ」「技術の標準化の難しさ」といった声があり、それに対応するためにアルカリコスメ1を追加発売すると説明されています。
つまり、サロンにとっては
“ストレートが得意な人だけのメニュー”から、“サロン全体で提案しやすい髪質ケアメニュー”に変えやすい
ということです。

どんなお客様におすすめか?
おすすめしやすいのは、以下のようなお客様です。
- 梅雨時期に髪が広がる
- 根元のクセが気になる
- カラーをしているけれど、ストレートもしたい
- 縮毛矯正のピンとした質感が苦手
- 自然にまとまるストレートにしたい
- 既ストレート部との境目が気になる
- 毎朝のアイロン時間を減らしたい
お客様向けには、あまり「還元剤」「アルカリ度」といった言葉を出しすぎない方がいいです。
その代わりに、
クセはしっかり伸ばしながら、毛先まで自然にまとまる髪質ケアストレートです。
と伝える方がわかりやすいです。
まとめ
「ヒタ APストレート アルカリコスメ 1」は、従来のコスメ系ストレートの弱点だった伸びの物足りなさを補いながら、ハード剤のような怖さを抑えた新しい選択肢です。
6種のストレート形成成分を配合し、その中でも注目のグアニルシステインが、伸びとやわらかさのバランスを支える成分として配合されています。
サロンにとっては、
ストレートメニューの提案幅を広げ、技術の標準化にもつなげやすい商材です。
これからの髪質ケアメニューでは、ただクセを伸ばすだけではなく、
「自然にまとまる」「やわらかい」「ツヤが出る」「毎日扱いやすい」
という価値提案がますます重要になります。
HITAアルカリコスメは、その流れにかなり合った新商品だと言えます。

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